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皆さんこんにちは!
株式会社塚本鉄工所、更新担当の中西です。
~職人技とテクノロジーが融合する時代へ~
今回は、鉄骨加工の“これから”についてお話しします。
AIやロボット、環境問題、高齢化、そして若手不足――。
社会が大きく変化する中で、鉄骨加工の現場も今、大きな転換期を迎えています。
その未来は、決して“昔ながら”の仕事ではありません。
むしろ、「最先端」と「伝統」が共存する、“進化する現場”なのです。
今では、CADで描いた設計データが、そのまま加工機に連動して動く時代です。
穴あけ位置
切断角度
溶接長さ
などが、すべてデジタルで自動制御され、人手によるミスやバラつきが減少しています。
重労働であり危険でもある溶接作業には、今やロボットアームが活躍しています。
また、加工済みの鋼材を搬送・位置決めするのもロボットの仕事。
一貫ラインでの無人化加工
**人とロボットが協働する“協働ロボット”**の普及
これにより、生産性向上と作業者の安全性が大幅に改善されています。
とはいえ、「すべて機械でOK」ではないのが鉄骨加工の世界。
最終の調整や微妙な手加減は、やはり熟練の職人の目と手が頼りです。
微細な溶接ビードの調整
精度0.5mm以内の誤差補正
音や火花でわかる異常の察知
こうした感覚値の世界は、まだAIでは完全に再現できません。
だからこそ、職人と機械の“共存・共創”がこれからのカギになります。
未来の鉄骨加工は、「人が減る業界」ではなく、「人が輝く業界」にしなければなりません。
若手育成と熟練者からの技術継承
女性や外国人の積極的登用
SNSや動画での技術発信、採用活動の見える化
オープンファクトリーや職業体験イベントの開催
こうした業界全体のブランディングとオープン化が、未来の担い手を育てる鍵になります。
地球環境を守るという視点からも、鉄骨加工業界は次のチャレンジを始めています。
再生可能エネルギーを使った加工設備
鉄骨のリユース(再利用)推進
LCA(ライフサイクルアセスメント)による環境負荷の見える化
「ZEB(ゼロ・エネルギービル)」対応の設計支援
“強くてやさしい建築素材”としての鉄骨を、より環境と調和させていく未来がすでに動き出しています。
鉄骨加工は、建物の“骨”をつくる仕事。
だからこそ、そこにあるのは「人の命と暮らしを支える責任」そのものです。
これからの鉄骨業界は、技術と人、環境と経済、安全と創造性――
その全てをバランスよく取り入れた、“進化するものづくり”へと向かっています。
未来の建築も、街づくりも、インフラも。
その根幹にあるのが、鉄骨加工の技術と心意気なのです。
次回もお楽しみに!
株式会社塚本鉄工所では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
皆さんこんにちは!
株式会社塚本鉄工所、更新担当の中西です。
~鉄と地球と、共に生きる選択~
今回は「鉄骨加工の環境への影響とその対策」についてご紹介します。
建築やインフラに欠かせない鉄骨ですが、その加工過程ではさまざまな環境負荷も発生します。
現場ではどんな工夫や取り組みが行われているのか、一緒に見ていきましょう!
鉄骨加工とは、ビルや工場、橋梁などの骨組みに使われる鉄製の構造材を設計通りにカット・穴あけ・溶接・組み立てする作業のことです。
精密さと強度が求められる仕事であり、大規模な建築物を支える「縁の下の力持ち」として活躍しています。
しかし一方で、加工過程では以下のような環境への影響もあります。
鉄骨の切断や溶接、熱処理には大量の電力やガス燃料が必要です。
これにより、温室効果ガス(CO₂)の排出が避けられず、製造業全体で見ても高いエネルギー依存体質となっています。
特に、
電気炉による加熱
ガス切断(アセチレン・酸素)
プラズマ加工機の使用
などは、環境負荷の代表例とされています。
加工時に発生する**金属粉じんや煙(ヒューム)**は、作業者の健康に悪影響を与えるだけでなく、空気や水を汚染する可能性があります。
溶接時の煙とニオイ
グラインダーによる削り粉
洗浄工程での油分や洗剤の排水
こういった**“見えにくい環境負荷”**にも、現場ではしっかり対策が講じられています。
鉄骨加工の現場では、今や“環境対応”は当たり前の時代。
以下のような取り組みが各地で進んでいます。
インバータ制御による省エネモーター
ガス使用量の少ない切断機
低ヒュームタイプの溶接棒やワイヤーの使用
最新設備を導入することで、エネルギー消費の削減や騒音・振動の抑制が可能になります。
ヒュームコレクターや局所排気装置の設置
工場内の自動換気装置で粉じん拡散を防止
排水はオイルセパレーターや中和装置で処理してから放流
環境基準を上回るレベルでの対策を講じている工場も多く、現場全体が「クリーンファクトリー化」に向けて進化中です。
スクラップ鉄の再利用
鋼材メーカーからの“再生材指定品”の購入
端材や切れ端の再活用による廃棄物削減
鉄はもともとリサイクル性が高い素材。それを活かしながら、廃棄物の発生を最小限に抑える取り組みも進められています。
一昔前は“重工業=環境負荷”というイメージが強かったかもしれませんが、
今の鉄骨加工は、“地球と共生するものづくり”へと変わりつつあります。
工場や作業者、地域社会、そして未来の地球のために。
鉄の加工技術は、クリーンでスマートな方向へと進化を続けています。
次回は【第2記事】として、「鉄骨加工の未来」についてご紹介します。AI、ロボット、自動化、そして職人の技術継承まで──
これからの鉄骨業界がどう変わっていくのか、お楽しみに!
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